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皆様、こんにちは。
本日はヘイバ祭りの最終日です。 ダンスコンテストも終わり、今夜は上位チームによるエキシビジョン。
これが本当に最後のイベントになり、少し哀愁を感じる1日ですが、晴天に恵まれ、きっと盛り上がるはず。
さて、ヘイバ祭りではダンスや他のスポーツばかりがクローズアップされますが、タヒチ伝統の手工芸品や郷土料理のコンテストもあります。
本日は今まさにパペーテで開催されている、「マハナ バエ」をご紹介します。 |
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マハナバエはパペーテ市役所で普段から行われていて、「タヒチの伝統なら何でもありの物産店」。
ヘイバ期間中ということもあり、ダンスの衣装とティファイファイに的を絞った展示即売会になっています。
ティファイファイはタヒチアンキルトになり、タヒチアンウエディングの際にカップルが包まれる布。
展示や販売だけでなく、その場で手工芸品を作っていたり、ティファイファイを縫っていたりします。
左の写真は手工芸品が展示されている様子。 |
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ポリネシアのキルトと言えばハワイアンキルトが有名ですが、ここタヒチにもキルトを作る習慣があります。
ヨーロッパから来た宣教師の妻が始祖と言われており、その後タヒチ風にアレンジされ、ティファイファイと呼ばれるようになりました。
タヒチらしい南国のフルーツや植物のモチーフが多く、今でも新婚の2人のために家族が縫ったティファイファイを使うなど、タヒチの生活の一部になっています。
ティファイファイとは、「繋ぎ合せる」「結びつける」といった意味になります。 |
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さて、そのティファイファイ、来たる7月29日にナンバー1を決める決定戦コンテストがあります。
その日のために黙々と針を動かす息詰まる熱戦が繰り広げられていました。
ティファイファイは女性が織る事が多いのですが、この日は男性も混ざってひたすら布を織っていました。
のんびりとしたいつものタヒチアンはどこへやら、この時ばかりは真剣な様子で声も掛けにくい雰囲気です。 |
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こちらは展示されていた完成品。
写真ではわかり難いですが、ティアレの花とパイナップルがモチーフ。 2m四方で、45,000CFP
他にもパンの実やハイビスカス柄のティファイファイもありました。
ティファイファイはハワイアンキルトと違って土産物屋ではほとんど手に入りません。
観光客が目にするのはほとんどがミシン縫製でしょう。 |
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タヒチの手縫いティファイファイは世界中でタヒチでしか手に入れることは出来ないはずです。
ご紹介したもの以外に小さいサイズや枕カバーやクッションカバーもありますので、お土産候補というよりは、ご自宅用にいかがでしょうか。
素敵なタヒチの思い出に是非!
ちなみにマハナバエは7月29日までの日曜を除く毎日、午後8時〜17時にパペーテ市役所で開催。
入場料は無料です! |
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