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みなさま、こんにちは。
先日、お客様と一緒にファアルマイの滝を訪れてきましたので、その話題です。
この時期は滝の水量が多く、迫力満点で、お客様にもお楽しみ頂けました。
タヒチ島の北東にあるこの滝は神話でもあります。
昔々、とある神様が人間の娘に恋をし、天を捨て地上に降り、人間の姿になって娘と結婚しました。
子供たちに囲まれて幸せに暮らしていましたが、ある時から雨が一滴も降らなくなり、愛する妻や子供が飲む水さえなくなりました。
それが天を捨てた自分への罰だと悟った神様は、妻子を救う決心をして、自分は神だることを告白して、大きなウナギの姿に変わり、山のふもとの地面に潜っていきました。
すると、神様が地面に姿を消したその場所をめがけて沢山の水が天から落ちてきました。
水に困っていた妻子はもちろん、島中の人が飲んでも涸れないほどの水は、神様から愛する妻子への最後の贈り物でした。 |
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