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タヒチ観光局

モーレア島の歩き方

タヒチ島の北西、約１８ｋｍにあるモーレア島は、かつてゴーギャンが「古城のようだ」と形容しました。

数百万年も前に爆発した海底火山の噴火によって生まれ、その後も自然の大きな手で磨かれ続け、今の形になりました。

険しい山々がこの島の印象をより一層強くしており、この山々を見てゴーギャンは古城を連想したことでしょう。

※タヒチ島から国内線で約１０分、船で約３０分


モーレア島はタヒチ島やボラボラ島、タハア島と同じソシエテ諸島に属し、タヒチ島からは国内線又は船で訪れることが出来ます。島の外周に道路があり、１周約６０ｋｍとボラボラ島よりも大きな島になります。ボラボラ島と比べるとひなびた自然が多く残っている印象になり、地元の人の暮らしぶりが垣間見えたりします。

テマエ空港はモーレア島の東側にあり、国内線で訪れる人は誰もがテマエ空港を利用します。

空港にはチェックインカウンター、土産屋、カフェがありますが、決して大きな空港ではありません。

空港からインターコンチネンタルでも、送迎車で３０分程度です。

パペーテの港から船でモーレア島を訪れる場合、モーレア島のバイアレ港に到着します。

港では観光客の送迎を行うドライバーの他、沢山の人が物資や家族、友人を向かえに来ている様子も見られ、地元の雰囲気が溢れます。

北側のリゾートを訪れる途中でトアテア展望台を通りますので、ドライバーの気分によっては途中で止まってくれるかもしれません。

モーレア島のホテルは静かでゆったりとしています。

５つ星ホテル、中級ホテル、ペンションと様々な宿泊施設があり、それらの多くは島の北部に集まっています。

何れをお選び頂いても、バリハイ山と穏やかな海に象徴されるモーレア島の美しい景観が見られることでしょう。

モーレア島で唯一イルカと触れ合うプログラムを実施しているのがモーレアインターコンチネンタルのドルフィンセンター。

イルカの生態についての理解を深め、イルカのジャンプを見たり記念撮影をしたり、モーレア島ならではの経験がお楽しみ頂けます。

インターコンチネンタル以外のモーレア島のホテルからもこのプログラムにご参加頂くことが出来ます。

ソフィテルホテルを出て坂を登ったところにあるビューポイント。

モーレア島で綺麗なラグーンの景色と言えばここが一番有名で、モーレア島の綺麗なラグーンとタヒチ島が遠くに見えます。

写真には入りきらない綺麗な景色が広がっていますので、モーレア島を訪れる人には是非お立ち寄り頂きたいポイントです。

モーレア島の山の上にある展望台

山々の景色を見ながら登って行った先にある展望台からは絵葉書のような綺麗な景色をご覧頂けます。

ロツイ山の左右にはオブノフ湾とクック湾が見え、モーレア島が地図の通りの形をしていることが伺えます。

モーレア島の標高の高い場所にあるビューポイント。

風が気持ち良く、オプノフ湾やモーレア島のラグーン、山の景色が一望でき、ベルベデールと並ぶ有名なポイントです。

マジックマウンテンは、徒歩や自転車で気軽に訪れることは出来ませんので、何かアクティビティに参加するのが良いでしょう。

タヒチのビーチランキングにも入る公共のテマエビーチ。

ボラボラ島のマティラビーチに引けを取らない綺麗な白砂ビーチと、美しいラグーンの景色が広がります。

週末には地元の人たちも家族で遊びに訪れるビーチで、モーレア島で一番綺麗なビーチと言えば、テマエビーチです。

美しいラグーンが広がるモツファレオネ＆ティアフラ。

モツピクニックや海のアクティビティで立ち寄るポイントになっていることが多く、シュノーケリングをしたり、ランチを食べます。

山のイメージが強いモーレア島の中で、とりわけラグーンが綺麗なポイントとされ、綺麗な砂州が浮かび上がることもあります。

綺麗な浅いラグーンが広がる、モツ・アヒ。

小さな魚が多く集まるポイントで、エイも見ることが出来るモーレア島のラグナリウムとしても有名です。

モツ・ファレオネと並ぶモーレア島の有名な小島ですが、アクティビティでも訪れることが珍しい、隠れ家のような小島です。

モーレア島の海に沈んでいるティキ像。

キリスト教への改宗により、タヒチアン自らがそれまでの信仰の対象であったティキ像を海に沈めたものが現存します。

運良く、海に沈んでいるティキ像を発見することが出来た人は、昔のタヒチにタイムスリップしたような感覚を覚えることでしょう。

ベルベデールに登る道中に見られるマラエ群（神殿）。

昔のマラエは、タヒチの人がキリスト教に改宗するに伴い、そのほとんどが破壊され、残っているマラエは大変貴重です。

現存するマラエは、険しい山々に囲まれたモーレア島だからこそ破壊を免れたもので、現在はひっそりと佇んでいます。

切手にもなっている、穴の空いたモウアプタ。

モーレア島の美しさに魅了されて島を手に入れようとした泥棒の神、ヒロが投げた槍が貫通して穴が空いたという伝説があります。

クック湾からプタ山を見ると、長い髪の女性が天に向かって祈りを捧げているようにも見えると言われています。

オプノフ湾とクック湾に挟まれたロツイ山。

ロツイの稜線は、勇敢に戦って命を散らしていった戦士の魂が天に帰るための通り道だと言われています。

ベルベデールからロツイ山を見ると、魂の通り道が天に向かって伸びる姿を見ることが出来ます。タヒチでも指折りの景観。

正式名所は、モウアロア。　通称バリハイ。

バリハイはモーレア島の象徴と言え、タヒチの１００フラン、５０フラン硬貨の絵柄にもなっており、現地の人からも愛されています。

ミュージカル映画、「南太平洋」の中で、バリハイのイメージとしてこの山の映像が使われたことで、世界的に有名になりました。

ティキビレッジはモーレア島の西側にあるちょっとしたテーマパーク。

ポリネシアンディナーや黒真珠の養殖の仕方、タヒチアンミュージックなどをお楽しみ頂けます。

タヒチアンダンスショーも行っており、一緒に踊ったり記念撮影をしたり、ダンスに興味のある人も訪れてみると良いでしょう。

タヒチで２つ目の本格的なゴルフコース。

バイアレ港から車で２０分程の距離にあり、タヒチ島から日帰りでゴルフを楽しむことも出来ます。

緑濃い山々と青く輝くラグーンの美しい光景を左右に眺めながら南国タヒチならではのゴルフを楽しめます。

※ラムサール条約に指定されたモーレア島のラグーン

ラムサール条約は、水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地帯の生態系を守るために関する国際条約です。日本では、指定の第１号となった釧路湿原が有名で、尾瀬、琵琶湖、宍道湖などが指定区になっています。日本の登録地は４０か所以上、世界の登録数は約１，８００ヶ所以上にもなり、締結国は約１６０ヶ国です。
		釧路湿原（キラコタン沼）

		２００８年にモーレア島を囲むラグーンの一部は、ラムサール条約の保護区として、指定を受けることになりました。モーレア島のラグーンには、湿地帯や水鳥のイメージはありませんが、ラムサール条約の定義する湿地帯には、低潮時の水深が６ｍより浅い海域やサンゴ礁も含まれ、これに該当します。指定されることにより、サンゴ礁の保護、船舶の速度制限、ゴミの投棄禁止、沿岸海域の保護等が義務付けられています。
赤い部分が主な保護区

開発により破壊された湿地を元に戻すには大変な努力と資金が伴い、それでも元の豊かさを取り戻すことはありません。湿地は、多様な生き物の生息地として重要なだけでなく、私たちの暮らしを支えている貴重な資源です。モーレア島の生態系や、そこから得られる恵みを維持し、次世代もその恩恵が受けられるよう、賢明な利用が求められます。
		保護区に指定されたラグーン

※ラ・プランテーションをご紹介

ラ・プランテーション　ＬａＰｌａｎｔａｔｉｏｎ

島の西側にあるコロニアル風の建物が特徴で、フランス料理とタヒチ料理のお店。周に１，２回ライブ演奏も開催しています。

ポワソンクリュやマグロのタルタルといった魚料理や、タヒチの味覚を合わせたタヒチアンプレートが人気。

料理のイメージ


料理の一例	料理の一例	ライブ演奏

モーレア島には複数のダイビングセンターがあります。

ダイビングはホテルのアクティビティデスクにてお申込み頂け、ホテルが契約しているダイビングセンターで参加することになります。

ライセンスのない方でも体験ダイビングにご参加頂ければ、シュノーケリングとはまた違ったラグーンの世界をご覧頂けます。


モーレア島の風景	ダイビングボート	ダイビング

※タヒアコリンズモーレアをご紹介

モーレア島の西側にある黒真珠店。ポリネシア風の彫刻デザインが施された黄土色の建物と白い日除けが目印。

近代的なデザインの店内は広々としており、飲み物を飲みながらゆっくりとくつろいで商品を選ぶことが出来ます。

もちろん、ホテルまでの無料送迎サービスも行っています。

ブラックパールのイメージ


ペンダント	ネックレス	リング

※モーレア島に関してお客様からお寄せ頂くご質問

モーレア島よりもボラボラ島が良いでしょうか？

ボラボラ島はタヒチの代名詞とも言え、リゾートホテルが多いために訪れる観光客も多いですが、モーレア島にはモーレア島の良さがあります。

ボラボラ島に比べれば日本人観光客が少ないですし、モーレア島のように山が重なりあうような景色とラグーンのコントラストはモーレア島にしかありません。

両方にご興味があれば、ボラボラ島とモーレア島の両方を訪れるのもお勧めです。

モーレア島とツアモツ諸島の組み合わせは可能ですか？

モーレア島＋ランギロア島といった組み合わせももちろん可能です。

モーレア島からツアモツ諸島への国内線はありませんので、この場合は一度タヒチ島に戻ってからツアモツ諸島行きの国内線に乗り継ぐことになります。

モーレア島でアクティビティを楽しめますか？

モーレア島のリゾートホテルでも豊富なアクティビティをご用意しております。

ホテルによっても多少は異なりますが、サメとエイの餌付けツアー、ジェットスキー、パラセーリング、ヘルメットダイブ、ジープサファリ、レンタル自転車、ハイキング等があります。

水上バンガローでのんびり過ごしたり、色々なアクティビティに参加したり、モーレア島の楽しみ方もお好みによってお選び頂けます。

モーレア島ではイルカだけが目的なのですが

モーレア島での目的がイルカと触れ合うプログラムのみのお客様は、モーレア１泊＋ボラボラ４泊とのプランも可能です。

パペーテから日帰りツアーでイルカと触れ合うプログラムにご参加頂くことも可能ですが、折角であればモーレア島にも１泊されるのがお勧めです。

レストランの送迎はありますか？

モーレア島にはホテル外のレストランも複数御座いますが、ホテルまでの送迎サービスを行っているかどうかはお店によっても異なります。

どのホテルへも送迎サービスを行っていたり、一部のホテルのみ限定で送迎を行っていたり、全く送迎を行っていなかったりと様々です。

モーレア島を含む離島の周遊ツアーで悩みます

タヒチの島々には、それぞれに特徴があり、楽しみ方も異なります。

同じような特徴の島を周遊したり、異なる特徴の島を周遊したりと、離島の周遊だけでも沢山のパターンを組む事が出来ます。

それぞれの離島での目的や旅行日数によっても、オススメのツアーは異なりますので、タヒチ旅行計画でお悩みの場合には、まんぼ～にご相談を宜しくお願い致します。

まんぼ～のスタッフは、ボラボラ島、モーレア島、タハア島、ランギロア島、ティケハウ島などに豊富な滞在経験があり、実体験を踏まえて個別にご案内させて頂きます。

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